2008年05月22日

菊池恭二さんの「宮大工の人育て」からの学び その1

宮大工の人育て
祥伝社
2008年発行

大成する人
私どものような職人の世界では、飲み込みのいい要領よしより、
飲み込みが悪く、「なぜできないんだろう」「なぜああするんだろう」と、
いつも自問し、答えを求め続けている愚直なタイプのほうが、
時間はかかっても、最終的には大成するケースが多いようです。

学びの心の一番外側に、「教えられてもらうのが当たり前」などという意識があったら
伸びません。「自分で学び取るんだ」という意識に変えないといけません。
教えられて身につくほど、職人の世界は簡単なものではないからです。

手本を見せてもらったら、それを自分のものにできるかは、
本人のやる気と努力次第。
失敗を繰り返し、試行錯誤を重ねながら、少しずつ自分のものにしていく。
それが職人の世界の学びのプロセス。

大事なのは、得心するまでとことんやらないと気がすまない。
自分自身への誠実さや好奇心、さらには何事も諦めない心。

見習い修行の肝は、「うずうず」にあります。
やれと言われてやるのではなく、どれだけ自分自身でやる気を引き出せるか。
それがすべてだと言ってもいいと思います。

好きで興味を持てば、必ず疑問がわいてきます。
答えを探し、見つけるごとに一つの階段を上るように、少しずつ習得していく。

(「宮大工の人育て」祥伝社 2008年発行 からの要約抜粋)


posted by 林 まさみつ at 09:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 幸せと学び | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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